今回の旅で通訳を務めてくれたリーさん。和世さんの舞台挨拶のみならず、お迎えから宿泊所でのやりとり、さらにはビアンバーまでも一緒に来てくれて、本当にお世話になりました。大学で日本語を勉強、日本に留学経験は少しだけ、と言っておりましたが、もうこれが、非常にペラペラでしたよ。そしてそのキャラクターは、今回の旅の中で私の一番の好みのタイプでございました。 過去5回の訪韓の中で、通訳さんが付いてくれたのは4回。1回目は舞台挨拶の時だけで、年輩の女性の方でした。韓国のL&G映画祭がどういうツテで通訳さんを探してくるのかよく分からないのだけど、とりあえずL&G関係とは無関係な感じの人でした。でも通訳の能力はすごかった。私はこの時が初めての舞台挨拶で、舞台に上がることから緊張したし、ましてや皆に向かって喋るなんてほとんど経験なかったので、通訳のことなど頭から吹っ飛んでアセってベラベラと喋ってしまったのだ。でも、通訳さんはメモを必死で取ってくれて、非常に流暢な感じで通訳してくれました。プロの方なんだろうなぁ。 2回目の時は少し若めの、なかなかの美人さんでした。この時も舞台挨拶の時だけで、そして同じくL&G関係とは無関係な感じの人でした。この時は質問が多く、日本のL&G業界についての話しをする場面もあり、その時に説明が非常に難しかった。通訳さんはまず「業界」というのが分からず、司会をやってくれたセオ(日本語はNG、英語はOK)に韓国語で「英語で言うとコミュニティという、同性愛者達の集まり」みたいな感じで聞いてもらったりした。この時はその辺の壁も加わり、通訳の難しさを実感したのでした。 3回目の時は女性映画祭の時。韓国滞在中はだいたい付いてもらえるということで、初めて1人で行ってみた。しかし…いやーこれが、この時の通訳さんとはなかなか合わなかったというか…。おいしいモノが食べたいと言ったら連れて行ってくれたお店。ま、普通だったのだけど、一応「おいしいですね。」と言ったら「そうですか?私はあんまり…。」だって…。タクシーに乗りましょう、と言われて乗ったら領収書をなくしたとかで、大騒ぎ。私、電車で良かったのに…。一日用事があるとかでぽっかりいないし。私は弱っちなので、1人の時や自分が頼られる立場の時は、失敗を恐れて入念な準備を重ねるキチッとさんだが、頼るべき存在がいる時はそちらに完全に任せるタイプ。なので、かなりキツかった。しかも舞台挨拶の時、恥ずかしがって舞台に上がってくれないし…。それ、意味ない…。私のことはやたら気に入ってくれていて、手をずーっとつないでいた。私は恥ずかしくてイヤだったが、「韓国では当たり前ですよ。」と言われた。確かに韓国では女友達はよく手をつないでいる。でも…キツかった…。 そして4回目の訪韓では今泉くんのお供だったので通訳さんはなし、ということで、今回の旅で通訳さんが付いてくれたのは4回目となりました。リーさんもやはりヘテロでありましたが、イベントのスタッフも兼ねていて、まるっきり馴染んでいた。どうしてスタッフをやる事にしたの?と聞いたら、「ネットでボランティア募集を見つけ、おもしろそうだと思ったから。」とのこと。非常にさばさばしていた。リーさんの通訳能力は高く、通訳の場面でこちらが「あれとこれと…」と話すと、「このお話には3つの要点があって…」みたいな感じで、こちらのつたない話を皆が聞きやすいように、まとめながら通訳してくれていた。すごいっす。あ、私は韓国語は分かりませんが、リーさんの身振りと話し振りでそんな感じだな、と。はは。しかしその通訳能力以上に魅力的だったのが、そのキャラクター。韓国の女性は強いイメージがあるが、今回のイベントスタッフ達を見ていても、細やかな動きを見せるゲイくん達に対し、あれやりなさいよ、それ取ってよ、とやはり強かった…。もちろんリーさんも。まだ若いのに。好みだわぁ〜。そして後半はもう和世さんにつっこみ入れてたからね。最高。次回の訪韓の際にはぜひまたお会いしたいです。 |