さてさて、今回いまさんといわさんに「SHINKANSEN」企画を持ち掛けられた時、私が真っ先に参加して欲しいと思ったのがさときんだ。それは、今の日本で(大げさか?)笑えるびあんもの=びあんコメディーを開拓できるのはこの人しかいねえ、と思ったから。あ、まず先に言っておかなきゃ。「wrap! rap! -10cs3-」は、当初の予定ではクールなダンサー&スタイリッシュな映像と、(仕方なしに)ゆる〜いさときんダンスとの融合を目指していたそうである。しかしながら、諸事情(さときんペース)により全体がゆる〜くなってしまい、さときん的にはそこ、不満!らしい。ははは。だから「コメディー」と言うとますます不満顔のさときんであった。 で、すまん、iri的見解で話を進めてしまうが、(ひどい!)「ビアンもの」で「笑える」って、なかなか難しいと思う。特に日本作品で。やっぱりビアンのイメージは暗いしポルノだ。ビアンの特徴に注目して、内輪受け的な作品を作るっていうのもありだけど、ここはもっと、ドカン!っと、もうイメージがどうのとか、そんなの吹っ飛ばして誰が観ても笑えるような、起爆剤が欲しいな、と。そして白羽の矢を立てたのがさときんだ。間違ってなかったね。さすがでした。実は最初、もう一つの作品案があったのだ。ねーさときん。でもやっぱりラップビデオの案にしてよかったよ。 ちょっと心配だったのは、私から見てさときんってかなりマニアックな人なので、逆に皆をおいてきぼりにしないかな?と。はは。しかし蓋を開けてみればそのマニアックな部分と言うか、凝り性な部分が功を奏したのだ。締め切り間近に映像を切り抜いて動かしたい、などと言い出した時には「さ、さときん…?」とややひきつったこともあったが、さときんたら見事やり遂げてしまって、画面の中をさときんが飛ぶし増えるし。撮影、本当にキツかったけどね…。ね。さときん。 出来上がるまでには色んなことがあって、文字には出来ないくらいものすごく大変な道のりだったと思います。本当におつかれ様でした。諦めなくて良かったね。「wrap! rap! -10cs3-」は、私的には期待通りのアホでキュートでキッチュ(ぷぷ)なさときんテイストばっちりのコメディー作品なんだわ。これ、ホメ言葉なんだけど、怒るかしら? |